やることが多すぎる一人っ子
親が亡くなった。一人っ子だから、相続で揉めることはない。
「その点は楽ですね」
そう言われることもあります。
でも実際は、そんなに単純でもありません。
- 葬儀をどうするか。
- 親戚にどこまで連絡するか。
- 役所への届出。
- 銀行口座。
- 保険。
- 年金。
- 家の片付け。
- 不動産の名義。
- 公共料金やスマホの解約。
そして、その合間に自分の仕事や家庭もある。揉める相手はいない。
でも、やる人も自分しかいない。
これが一人っ子の相続の大変なところです。
悲しいのに、事務作業が追いかけてくる
本当なら、もう少しゆっくり親との別れを受け止めたい。
ところが現実には、
- 「これはいつまでに?」
- 「この書類はどこ?」
- 「次は何をすればいい?」
そんなことばかり考えることになります。
相続の仕事をしていると、「何から手をつけたらいいのか分からない」という相談をよく受けます。
一人っ子の場合、誰かと役割分担することもできません。
だからこそ、全部を一度に片付けようとしないことが大切です。
今日やることと、後でいいことを分ける
亡くなった直後に必要なこともあれば、数週間後、数か月後でもいいこともあります。
まずは、
- 「今やらないといけないこと」
- 「少し落ち着いてからでいいこと」
を分ける。
それだけでも、かなり頭の中が整理されます。
そして、自分でやらなくてもいいことは、人に任せてもいい。
一人っ子だからといって、全部一人でやる必要までありません。
親との最後の時間まで、手続きだけで終わってしまう必要はないと思っています。
相続が始まった方へ
「何をお願いすればいいのか」まで整理できていなくても構いません。
縁(えにし)では、まず今の状況を伺い、これから必要になることを一緒に整理するところから始めています。