田舎暮らしと都会暮らしの2拠点生活
親から実家を相続した。自分には、すでに家がある。誰も住まない実家。
さて、どうする?
- 売る。
- 貸す。
- 取り壊す。
普通に考えると、このあたりが候補になります。
でも最近、もう一つの選択肢も悪くないなと思っています。
そのまま自分で使う。
しかも完全に移住するのではなく、都会と田舎を行ったり来たりする2拠点生活。
これ、意外と面白いかもしれません。
いきなり田舎に移住するのは、ちょっと怖い
「いつかは田舎でのんびり暮らしたい」
40代、50代になると、一度くらい考えたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
庭があって。犬がいて。朝は散歩して。たまに畑なんかもやって。
想像すると楽しそうです。
でも、「じゃあ、今の家を売って田舎に引っ越す?」と言われると話は別。
仕事もある。友人もいる。病院や買い物も都会の方が便利。何より、本当に田舎暮らしが自分に合うのか分かりません。
そこで2拠点です。
平日は都会。週末は田舎。
例えば、
平日は都会で仕事。金曜の夜か土曜の朝に実家へ。
庭を触ったり、近所を散歩したり、本を読んだり。
日曜の夕方に都会へ戻る。
毎週じゃなくてもいい。月に1回でもいい。長期休暇だけでもいい。
「住む場所をどちらか一つに決めなくてもいい」と思うと、かなり気楽です。
空き家だった実家が「遊び場」になる
相続した実家というと、
- 固定資産税がかかる。
- 草刈りが必要。
- 建物が傷む。
- 売れるのか分からない。
どうしても「管理しないといけないもの」として考えがちです。
でも、自分で使うとなると見え方が少し変わります。
- 書斎を作る。
- DIYしてみる。
- 友人を呼ぶ。
- 家庭菜園をする。
- 都会では飼いにくかった犬を飼う。
- 何もしないで、一日中本を読む。
実家を「資産」として見るのではなく、「場所」として使ってみる。
そんな考え方があってもいいと思います。
もちろん、お金はかかる
いいことばかりではありません。
- 固定資産税
- 電気・水道
- 修繕費
- 草木の手入れ
- 都会からの交通費
古い家なら、思っていた以上に修理が必要になることもあります。
年に数回しか行かないのに、維持費ばかりかかる。そうなれば、やっぱり売却した方がいいかもしれません。
だから、「空き家を残しましょう」という話ではありません。
売る前に、一度使ってみてもいい
相続すると、「この家どうしよう?」と早く答えを出したくなります。
でも、急いで売らなくてもいい状況なら、
- 一度泊まってみる。
- 週末を過ごしてみる。
- 近所を歩いてみる。
それから決めても遅くないかもしれません。
子どもの頃には何とも思わなかった景色が、40代、50代になって見ると妙に良かったりします。
都会の便利さも捨てない。
田舎のゆっくりした時間も楽しむ。
相続した空き家。
「処分するもの」と決める前に、2拠点生活という使い方も、悪くないかもしれません。
相続した実家、どうする?
売る・貸す・残す。
まだ決めていなくても大丈夫です。
縁(えにし)では、相続手続きだけでなく、その後その不動産をどうするかも含めて、一緒に整理していきます。